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真淵を知ろう【第1回】真淵の生誕

賀茂真淵は、元禄10年(1697)3月4日、遠江国敷智郡(ふちぐん)浜松庄伊場村(元岡部郷)今の浜松市中区東伊場で生まれました。

真淵の父は、岡部政信と言い、代々賀茂神社の神官を勤める家柄の人で、母は遠江国長上(ながかみ)郡天王村の名流竹山家の人でした。
真淵の生家は、父の隠居所でした。当時の間取りや植え込みの画像が残っています。
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真淵の幼名は三四と言い、ソウシと読みました。真淵の父はユーモアのある人とも、反面、面倒くさがり屋だったのでしょうか?

あるいは、わが子に人一倍の愛情を持ちながらも、生活が厳しくゆとりが乏しかったのでしょうか。

中年に生まれ、ただひとり残った男の子である真淵を、何度か他家に養子として出さなければならなかったようで、岡部家の家計の程が思われます。

現在浜松市中区東伊場の生誕地には、「賀茂真淵翁顕彰碑」が建立され、「井戸跡」が残っています。
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2021/08/05 真淵を知ろう   bestscore