賀茂真淵とは賀茂真淵とは

賀茂真淵
賀茂真淵の歌碑

賀茂真淵(かものまぶち)は江戸時代中期に現在の浜松市中区東伊場に生まれ、後に国学者・歌人として活躍され『万葉集』や『源氏物語』など、わが国の古典文学研究に著しい足跡を残されました。

賀茂真淵には郷土浜松をはじめ、全国に有名な弟子が数多くいました。国学を大成した本居宣長に多大な影響を与えたことは有名な逸話ですが、平賀源内、塙保己一など真淵の門人は340人に及ぶと言われています。

賀茂真淵の研究と著書

『万葉考』
万葉集を研究したもの
『語意考』
文法について研究したもの
『歌意考』
和歌について研究したもの
『冠辞考』
まくらことばを研究したもの
『国意考』
昔の人のものの見方、考え方を述べたもの

賀茂真淵は特に万葉集の研究に励み、これらの書物は弟子によって広げ深められ、現在の国語のもととなったと言われております。

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